ほぼ日本人の海外MBA留学への挑戦

海外MBA留学を志すためにブログをはじめました。

GMAT Quant/Mathの難化傾向について

 

GMAT Quantは難化してます!!(と信じたい)

 

最近ひたすらGMATに時間を費やしてますが、Quantの点数が本当にあがらない。

私は国語、数学、英語の3教科を使用する高校受験で数学・算数を勉強して、高校時代にも数3・数Cまで一応完遂。個人的に数学(というより算数)は人よりできるレベルではないか?という淡い期待を抱いてGMATに臨みました。(もちろん大学受験で数学を使用した人に比べると紙ぺらですが。)

その淡い期待を見事に打ち破ってきたのがGMAT Quant

 

実際にOfficial Prepや中国サイトのKMFではいい点数がとれるのだが、本番を受験した時に感じた「GMAT Quant難しい!というより時間かかる!」という焦燥感。

 

同じことを感じる方がいらっしゃるかもしれないので書いてます。

 

  • 日本人(アジア人)は数学が得意という幻想

たしかに一昔前までは相対的に日本人の数学教育は高い水準を維持していたと思います。GMATを作成しているGMACがあるアメリカの数学(算数)の水準が先進国の中で相対的に低かったこともあり、GMAT Quantは日本人にとって簡単なものでした。

 

しかし、時代は変わり、スマホ・PCがあればどこでもいつでも勉強できる時代。ステレオタイプとして「アメリカ人は算数ができない」とか、映画とかでも「Do the math」というのも結構聞きますがいつでも勉強できる時代です。(「Do the math」はアメリカ人の数学教育水準とは関係ないかも。ただのIdiom?)

 

そんな時代にGMAT Quantのような難易度の低い試験の正答率があがらないわけない。

ロケットサイエンスのような専門性の高いものは過去の研究などの積み重ねで少しづつしか学問が進んでいかないと思いますが、GMATのような簡単な算数の知識はアクセスできる情報が多ければ多いほど、全体の点数が底上げされると思います。そして、現在はアクセスできる情報は非常に多いです。

 

事実、2016年までのGMAT Quantの点数とPercentileの関係と2018年以降の関係を比較すると同じ点数でもPercentileが下がっています。つまり、以前よりもGMAT Quantでは高い点数を取る人の割合が増えているということです。(2016年までは50点をとれば、89%に入っていましたが、2018年では50とっても85%です。4%も差があります。)

 

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Quant Percentile Dec 2018 (left) and Jul 2016 (right)

 

  • 過去問より今の方が明らかに難しい(時間を使う問題が多い)

 

これは完全に主観になってしまうのですが、GMAT ClubやKMFにおいてある過去問が異様に簡単です。

 

私は私費受験でお金がないため、塾には行っていません。そのためネットで様々な問題を見つけてきて、たくさん解く、という原始的なやり方でひたすら勉強しています。(ネットにはたくさんの問題が転がってます)

 

そんな中で昔のGMAT Official Prepもあって、やったのですが簡単で驚きました。ってか時間がかかる問題が少なかった。悩む問題があまり多くなかったという感じです。

 

GMAT Quantが難化傾向にあると書きましたが、難化にも色々と種類があると思っていて、ここでいう難化とは時間がかかる問題が増えているといった印象です。

高等算数・高等数学の内容が増えているというものではありません。Wordingがややこしくて、時間がかかったり、不等式の微妙な関係をついてきたり、シンプルではあるが珍しい?特異的な?数列を定義して初項を算出させるなどです。

 

悲しいかなQuantは勉強せずにいける(大学受験もしてないのに行けるはずない。。。)、と考えていた自分が裏切られたのは本番試験で時間が本当に少ないということです。また、私は今まで4回本番のGMATを受けましたが、最高点が49です。。。

 

 

Verbal CRで上記のように記載があればflawだらけで、どんどんweakenされてしまうと思いますが、直近の受験者やこれ以降の受験者が過去の問題がかかわっていく中で感じてもらえると思います。

 

それに限らずもしなにか、GMATに関して知っておくべき要素があったら是非教えて下さい。