ほぼ日本人の海外MBA留学への挑戦

海外MBA留学を志すためにブログをはじめました。

難しいカウンセラー選び

 

受験1年目は基本的にLaurenにカウンセラーを依頼していましたが、2年目はMatthewとSamに依頼しました。2年目の受験にあたって新しいカウンセラーに連絡したのはSamのみで、Twitterで非常に評判が良かったので依頼しました。

 

カウンセラーとは相性があります。下記は皆さんがカウンセラーとうまく受験生活を乗り越えるためのささやかなTipsとなってほしいという思いで記載しました!誰かを批判する目的ではなく(というか私にも非はたくさんありますのでむしろ自己批判が妥当ですね。)あくまで自分の経験、個人談ということで下記文章をご覧ください。結果的には私はあまりSamとは合いませんでした。結果的に。

 

非常に素晴らしいカウンセラーだと思いますし、日本から合格者もたくさん出しているので信頼に値するカウンセラーだと思いますが、私の場合はこうだったよ、というご参考までに。

 

 

途中まで順調にコミュニケーションが取れていたと思うのですが、途中からプライドが高い彼を私が上手くハンドルできず、彼の中での私の優先順位が下がったと感じるような対応が目につきました。その結果彼のessay reviewが適当・雑だという思いにつながってしまい、結局Matthew1本に変更しました。(振り返ってみるとProfessionalismという言葉を盾にした拝金主義的な思想を感じてしまった(自分の勘違いかもしれませんが)ことも理由にあったかもしれません。)

 

前提として、22年7-8月時点でSamとは2種類の契約の仕方があり、A)3校?くらいまで無制限でEssay, Interviewなどの練習を手伝ってくれるものと、B)10時間ごとにお金が発生するものがあります。私は私費学生でなるべく費用を抑えたかったのでひとまず10時間30万円(!)でお願いしました。この選択が良くなかったのかもしれません。

 

 

Samとの契約は10時間という限られた時間だったので私の中では、Samにはなるべく骨子となるエピソードを相談して、費用がよりリーズナブルなMatthewに比較的時間がとられるEditingや効果的な言い回しを相談するという形で受験に臨もうと考えていました。

 

Samの良いところは私のようなNon-traditional backgroundの学生に対してもしっかりと地に足のついたアドバイスをしてくれるとことだと思います。現在存在する課題とその背景、そしてその解決策が限られた文字数の中で納得いく形で書かれているかというのを客観的に検討してくれます。(某有名MBAカウンセラーは過去の成功事例の使いまわしが多いと聞きますので、investment banking, consulting, 商社など日本からのMainstreamの学生が相談するにはアイデアもたくさんあり良いと思います。が、Non-traditional backgroundの方は使いまわせる過去のエピソードが限られており、強みを活かしきれないという印象です。そのため、Non-traditional backgroundの方にはしっかりゼロベースで考えてくれる、業界や職種を理解してくれようとする方が良いと思います。)

 

納得のいくツッコミを乗り越えながら1校目のエッセイを書き終えるくらいの時期に、MatthewにEditingをしてもらった文章を最終確認用にSamに見てもらうと下記の内容の連絡がきました。以下完全に私の脳内変換です笑。こんな感じに聞こえました笑

 

「へー、君はMatthewにも見てもらってるんだね。

しかも結構な部分をMatthewに書き換えてもらってるんだね。ふーん。

この形でもいいと思うよ。いいと思う。

もちろん君のエッセイだからどちらを選ぶかは自由だけど僕はもっとこっちのほうがいいと思うけどね。選ぶの君の自由だよ。」

 

とかなり、拗ねた?不服そうな?メールをもらったのを覚えてます笑。Unlimited hoursでお願いしている人(そっちの方が大多数?)はカウンセラーの使い分けをしている方が少なかったかもしれず、私がSamにとって特殊だったのかもしれません。

 

(私はMatthewにEditingをお願いしていると言っていないのに、なぜMatthewのことがばれたかというと、Wordの変更提案履歴を私が消し忘れた・承認し忘れたからです。基本的にMatthewから送られてきて、納得いくものは変更提案を「承諾」してSamに共有してたのですが、この時だけ1-2か所の変更提案の箇所を承諾せずにWordファイルに残ってしまっている状態でSamに共有しました。そのファイルの全ての校閲者をSamがみにいってバレたんだと思います笑。別に自分は2人以上にエッセイ見てもらっている状況を悪いことだと思っていなかったので特段隠してたつもりはないのですが。)

 

 

ここから一気に雲行きは怪しくなりました。

2-3校目のメインエッセイを書き終えてSamに送ると「これでOK」とアッサリGoサインが出ました。

なにかあまりにもスムーズにいきすぎていたので、念のためMatthewにも確認すると「これじゃ全然だめだ!質問に答えていない部分がある。」と連絡が来ました。

 

この設問では、

なぜそのキャリアゴールを選んだのか?そのキャリアゴールを達成するために何をするのか、または、何をしてきたのか?

的なことが聞かれていたのですが、後半部分の答えがマルっとゴッソリ抜けていました。(自分がそれに気づかないのもやばいんですが、Essay書いてるとこういう当然のことが抜け漏れているという事象が時々起きるので他人に見てもらうのは重要だと思います。)

 

その不完全なエッセイの状態でSamからはGoサインがでて、Matthewに指摘された時点で私の中でのSamへの信頼が完全になくなってしまいました。

 

そこからはSamと一緒に作ったエッセイの骨子は一部残しつつMatthewに全てを相談していき最終的には米国2校合格できました。(Samとの時間はまだ3時間いかなくらい、8万円分くらい?残っていますが、返金してくれというのも嫌なので、そのまま。。。)

 

一概にカウンセラーに関して良い悪いはないと思います。私も契約形態がちがっていたり、別のカウンセラーにお願いしていると知られていなかったり、といった場合には問題なく受験生活を乗り越えていたかもしれません。ご参考まで。